種子島宇宙センターのロケット
MODEL ROCKET PROJECT

自分の手で 宇宙へ届ける ロケットを作れ。

東京理科大学 宇宙工学サークル R-SEC では、
火薬エンジンで飛ぶ本格的なモデルロケットを
設計・製作・打ち上げています。

600m 最高到達高度
100+ 全国参加チーム数
2005年〜 種コン開催年
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モデルロケットとは

本物のロケットと同じ原理で飛ぶ、学生が自作できる火薬推進ロケット

モデルロケットとは、火薬カートリッジ(エンジン)を動力として打ち上げる小型ロケットです。 本物の宇宙ロケットと全く同じ作用・反作用の原理で飛翔し、 頂点付近でパラシュートを展開して安全に回収されます。

市販のキットから始めることも、ゼロから設計・製作することも可能です。 R-SECでは、空力設計・構造設計・回収システム設計まで すべて自分たちの手で行い、種子島宇宙コンテストへの出場を目指します。

🔬

本格的な工学体験

空力学・材料力学・制御工学など、大学で学ぶ知識を実際のロケット製作に応用できます。

🛡️

ライセンス制度で安全に

日本モデルロケット協会(JAR)の第4級ライセンスを取得することで、合法・安全に打ち上げができます。講習は1日で取得可能です。

🏆

全国大会で腕を競う

毎年3月にJAXA種子島宇宙センターで開催される「種子島ロケットコンテスト」に出場し、全国の学生チームと競います。

👥

チームで挑む達成感

設計・製作・打ち上げ・データ解析まで、チーム全員で協力して一つのミッションを完遂する経験は他では得られません。

モデルロケット構造図

機体の構造

モデルロケットは5つの主要部品で構成されています

ノーズコーン

機体先端の円錐形パーツ。空気抵抗を最小化するための形状設計が重要で、 オジーブ型・コニカル型など様々な形状があります。 内部にパラシュートを格納することもあります。

空力設計

ボディチューブ

機体の主要胴体部分。紙・プラスチック・カーボン繊維など様々な材料で製作します。 パラシュートや電子機器を格納するスペースとなります。

構造設計
🪂

パラシュート

頂点付近でエジェクションチャージにより展開される回収装置。 降下速度を5m/s以下に抑えることが安全基準として定められています。 ストリーマ型も使用されます。

回収システム

フィン(安定翼)

機体後部に取り付けられた安定翼。飛行中の姿勢安定に不可欠で、 形状・サイズ・取り付け角度が飛行特性に大きく影響します。 バルサ材・アルミ・カーボン等で製作します。

安定性設計
🔥

エンジン

ESTES社製などの市販火薬カートリッジ。A〜C型(第4級ライセンス対応)があり、 推力・燃焼時間が異なります。C型は最大推力約14N、燃焼時間約1.9秒です。

推進システム
📡

電子ペイロード(上級)

高度計・加速度センサー・GPS・カメラ・ビーコン送信機などを搭載することで、 飛行データの取得や位置追跡が可能になります。 インテリジェントロケット競技では、これらを駆使した高度なミッションに挑戦します。

電子・制御

飛行シーケンス

打ち上げから回収まで、6つのフェーズで完結する飛行ミッション

モデルロケット飛行シーケンス
01

点火 Ignition

電気点火装置でエンジンに点火。カウントダウン後、推力が機体重量を超えた瞬間に離陸します。

02

動力飛行 Powered Flight

エンジン燃焼中(約1〜3秒)は急激に加速。フィンが姿勢を安定させ、垂直に上昇します。

03

慣性飛行 Coasting

エンジン燃焼終了後も慣性で上昇を続けます。この間に遅延薬が燃焼し、頂点到達を待ちます。

04

エジェクション Ejection

頂点付近でエジェクションチャージが発火し、ノーズコーンを押し出してパラシュートを展開します。

05

減速降下 Descent

パラシュートの空気抵抗により、安全な速度(5m/s以下)でゆっくりと降下します。

06

回収 Recovery

着地後、機体を回収してデータを解析。次の打ち上げに向けた改良サイクルが始まります。

ライセンス制度

日本でモデルロケットを打ち上げるには、日本モデルロケット協会(JAR)の 従事者資格(ライセンス)が必要です。 R-SECでは入会後にライセンス取得をサポートします。

ライセンス 扱えるエンジン 取得方法
第4級入門 A〜C型(10Ns以下) 1日講習(座学+製作+打ち上げ実習)
第3級 A〜G型(160Ns以下) 筆記試験(80点以上)
指導講師 A〜G型(160Ns以下) 指導講師養成講習会+考査

※ 第4級ライセンスは小学生から取得可能。年齢制限なし。 R-SECでは入会後、先輩と一緒に講習会に参加できます。

📋 第4級 取得の流れ
1
座学(約1.5時間)

ロケット工学の基礎・安全規則・ライセンス制度

2
機体製作実習(約2時間)

キットを使って実際にロケットを組み立てる

3
打ち上げ実習(約1.5時間)

発射台へのセット・カウントダウン・打ち上げ・回収

4
従事者証授与

合格後、正式なライセンスが発行されます

種子島ロケットコンテスト

通称「種コン」— 日本最大の学生ロケット大会、JAXA種子島宇宙センターで開催

種子島宇宙センター
開催地 JAXA 種子島宇宙センター 竹崎グラウンド
開催時期 毎年3月(5日間)
参加資格 高校生・高専生・大学生・一般
参加費 学生 3,000円/人
参加チーム 全国から約100チーム

種子島ロケットコンテスト(通称:種コン)は、2005年から毎年3月に JAXA種子島宇宙センターで開催される、日本最大規模の学生ロケット競技大会です。 北海道から沖縄まで全国の学生・社会人チームが参加し、 ロケット部門4種目・CanSat部門3種目で技術を競います。 世界で最も宇宙に近い打ち上げ施設の一つで、自作のロケットを飛ばす体験は唯一無二です。

種目①
ロケット部門

滞空・定点回収

できるだけ長く空中に滞在しつつ、発射点のできるだけ近くに着陸することを競う。 滞空時間と着陸距離をポイントに換算して総合評価。

使用エンジン:A〜C型(黒色火薬20g以下) 回収条件:射点から半径50m以内
種目②
ロケット部門

ペイロード有翼滞空

ペイロードに翼を取り付け、バックファイヤーによる放出から着地までの 滞空時間の長さを競う。グライダーやオートローテーション機構など自由な設計が可能。

使用エンジン:C5-3 / C6-3 / C11-3 のいずれか1本 ペイロード重量:50g以上
種目③
ロケット部門

高度競技

搭載した高度計で計測した最高到達高度を競う。 いかに軽く・空気抵抗を小さくするかの設計力が問われる純粋な性能競技。

使用エンジン:C5-3 を1本 上限高度:600m未満
種目④
ロケット部門

インテリジェントロケット

自由なミッション設定で技術的チャレンジを競う上級競技。 カメラ搭載・センサーデータ取得・垂直着陸・制御飛行など、 アイデア次第で無限の可能性がある最も創造的な種目。

使用エンジン:C5-3 または C11-3 ミッション内容・達成度・技術難度を総合評価
種目⑤⑥⑦
CanSat部門

CanSat競技

大型クレーン車から高度30m前後で投下される模擬人工衛星(CanSat)を使った競技。 自律制御カムバック・遠隔制御カムバック・オリジナルミッションの3種目があり、 制御工学・通信技術・ソフトウェア開発の総合力が試される。

機体サイズ:直径146mm × 高さ300mm以内 機体重量:1050g以内

大会スケジュール(例年)

7月
参加申込受付開始

チーム登録・設計計画書の準備開始

10月
参加申込締切・書類選考

設計計画書・試射動画を提出し、審査員による書類選考が行われる

11月
合格チーム発表

ロケット部門・CanSat部門それぞれ約51チームが選出される

3月
大会本番(5日間)

機体審査・技術発表会・競技・表彰式・交流会・講演会

R-SECで得られるもの

モデルロケットプロジェクトに参加することで身につくスキルと経験

📐

設計・シミュレーション

OpenRocketなどのシミュレーションソフトを使った弾道予測・空力解析。理論と実験の差異を考察する科学的思考力が身につきます。

🔧

製作・加工技術

バルサ材・カーボン繊維・アルミなどの加工技術。3Dプリンターを活用したパーツ製作など、実践的なものづくりスキルが習得できます。

💻

電子・プログラミング

ArduinoやRaspberry Piを使ったセンサー制御・データロギング・テレメトリ送信など、組み込みシステムの実装経験が積めます。

📊

データ解析

飛行データ(高度・加速度・姿勢角)の取得と解析。Pythonを用いた可視化・シミュレーションとの比較検証を行います。

🗣️

技術発表・プレゼン

大会での技術発表会に向けて、設計思想・実験結果・考察を論理的にまとめて発表する能力が鍛えられます。

🤝

チームワーク・マネジメント

複数の専門分野(機体・電子・ソフト)にまたがるプロジェクトを、締切(大会)に向けてチームで管理・推進する経験が得られます。

宇宙への挑戦を、
R-SECで始めよう。

理系・工学系の知識を活かして、本物のロケットを自分の手で作り上げる。 種子島の青空に、あなたが設計したロケットを飛ばしてみませんか? 前提知識は不要です。入会後にすべてサポートします。

✓ 入会後にライセンス取得をサポート
✓ 先輩が設計・製作を一から指導
✓ 1年生から大会出場のチャンス
✓ 文系・理系問わず歓迎
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